オーダースーツには、二つのタイプがあります。一つはマシンメイドという工場で仕立てるタイプのものです。マシンメイドのスーツは採寸をして、工場にある型紙の中から体型に一番近いものを選び、調整しながら作ります。リーズナブルなものでは5万円位のものからあり、海外の工場では3万円程で手軽に作ることができます。

もう一つはフルオーダーというものです。これは、採寸後に型紙を作り仮縫いを行い、仮縫いの度に試着をして調節します。全て職人が手縫いで仕立てるため、完成するまでには時間がかかり、二ヶ月から半年程かかる場合もあります。細かい要望にも最大限に対応するため、値段は工場で仕立てるものより高くなります。

生地にもよりますが、25万円から35万円位が相場です。もちろん、それ以上に高価なスーツもあります。金額的には高価なオーダースーツですが、その魅力はどこにあるのでしょうか。一番の魅力は自分の体に合った世界に一つしかないスーツを仕立てることができるという点です。

既成品のスーツは全ての体型の人が着られるように作られているため、部分的に合わなくても妥協して、スーツに自分の体を合わせて着なければなりません。オーダースーツは、自分の体にスーツを合わせることができるのです。生地、デザイン、ボタン、裏地まで、自分の好みにあったものを作ることができます。生地には数千以上もの種類があり金額も様々なので、予算に応じて選ぶことができます。